病は気から、病は背景から

1年生が入部してから2か月が経ちました。
入部式ではビシッと揃った1年生たちも、やれテスト前だ・やれ風邪をひいただとお休みが増えてくる時期にもなってきました。
家族の時間を過ごすから、ちょっと疲れてしまったから、学校の行事を手伝うから、部活動の助っ人に行くから… 等々 お休みは全然OKなのが前橋中央です。
そのような環境下ですので「ついつい休んでしまう」みたいな雰囲気にはならないように気を付けていってもらいたいです。

そもそもの理由があれば良いのですが、ちょっと風邪気味や体調不良などその日その日の状況で休むのか休まないのか…
中学校で流行性の風邪が流行っていることを保護者が考慮する場合や本人は行くと言っていても明らかに高熱でしょうとか咳が出すぎでしょうなどといった場合は保護者の方からストップをかけてやってもらえればと思います。

その逆で「行けるじゃん」と保護者の主観で見えた場合や「ここを踏ん張ってほしいな」と感じられた時は尻を叩いてやってもらいたいと思います。
オリエンテーションでもお話ししましたが「宿題終わった?じゃあ見せて!」のもう一声の大切さ、「どうしよっかな」となった際の踏ん張りを引き出す声がけ「やってみてから考えよう」「ダメなら帰されるから行ってみれば」などなどもう一声をお願いできればと思います。

2・3年生も大会が遠かったりするとお休みが増えて大会が近づくとお休みは減る傾向にあります。
大会の直前で寝過ごす大物もおりますが…
補習はテストから遠い時期だと出席が増え、テストが近づくとお休みが増える傾向にあります。

このような背景がお休みを後押しする場合が多いと思いますので、子供を送り出すご家庭の背景をどのようなものにするかで変わってくると思います。

自己管理をしっかりできるようになっていくことも今取り組むべき勉強の一つです。
勉強するための環境といえば、すべて整った万全の環境であったり、周囲がうるさく気が散りやすい環境であったり、いいよいいよといった甘い環境であったり、周囲が無関心で放っておかれる環境であったり、スマホのゲームがすぐ隣に整う環境であったり…
環境とは、子どもを取り巻く全ての要素を指し、自然、社会、そして人との関わりなど、子どもの成長を促すさまざまな要素が包含されています。背景とは、その環境が置かれている状況や歴史的に積み重ねられた様や文脈などが当たると思います。
例えば、子どもの生活環境は、家族構成の変化や地域のつながりの希薄化など、社会的な背景によって影響を受けています。

昔からよく言われている「病は気から」は、病気は心の状態に左右され、改善したり悪化したりするという意味の慣用句で、気持ち次第で病気の経過が大きく変わることがあるということを指します。
「病は気から」でググるとトップに ~「病は気から」は本当だった? ――ストレスと免疫 ~ と出てきます。
そこには「病は気から」科学的にも証明されていることが記されています。

そして部員一人ひとりにはそれぞれの背景があります。
置かれる環境で「病は気から」という面は大きく左右されることになると思います。

心の状態で左右される「病は気から」そして置かれる環境等によって左右される「病は背景から」になりますので心の持ちようと環境を整えることや休んではいけない!休まず頑張ろう!という各ご家庭の背景作りもお願いしたいと思います。

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