前橋中央硬式野球倶楽部は、中学生硬式野球「前橋中央ボーイズ」の運営スタッフが必要性を感じ、創部20周年を迎えたことを機に設立されたNPO法人です。
前橋中央硬式野球倶楽部は、中学生硬式野球「前橋中央ボーイズ」の運営スタッフが必要性を感じ、創部20周年を迎えたことを機に設立されたNPO法人です。
幼児から中学生の総合的な硬式野球スクールを目指しています。
モットーは「10年先を見据えた野球」であり、とにかく経験を重視しています。多くの選手を、多く大会に出場させることが特徴です。ベンチやスタンドに控える選手は中学時に必要ないと考えています。
その中でジャイアンツカップや全国選手権に出場と、結果も残せるようになってきました。昨今は、OBには元NPB埼玉西武ライオンズの「星秀和」や元阪神タイガース・元群馬ダイヤモンドペガサスの「廣神聖哉」がおり、他にも多くが高校や大学などで活躍してくれています。
現在、前橋周辺地域から90~100名ほどの部員が所属し、各学年30人、90人規模をベースとして活動しています。経験重視の見地から、多くの選手に出場機会を与えるべく第2チーム「前橋中央クレインボーイズ(現前橋ボーイズ)」を設立しました。
事業として人数が多くなる想定で、休日の主活動はもとより平日の活動の充実化を図っています。平日練習に加え学業補習事業として週に2日、補習教室を開設して勉強にも取組ませています。
そのために部費などの大きな金額が動き、財産所有や責任所在、指導者の確保など多くの問題が出てきます。それらを克服するためのNPO法人化でありました。維持ではなく発展という選択をしたと思っております。
地域-学校-家庭という結びつきの中で「地域」という重要なポジションを担うと自覚しております。「近所の厳しいおじさん」的な地域教育を、学校ではできない地域教育を、家庭に繋がる地域教育を、実践していきたいと考えています。このような活動を続け、将来的にはスイミングスクールのような放課後事業として、地域に根付かせられるものを築いていければと思っております。
前橋中央硬式野球倶楽部は、勝つことや全国大会出場を目標とするのではなく、10年先を見据えると共に、次のステージ「高校野球」への育成過程を重視した活動をしています。
現在の部員数は、中学3年生が38名、中学2年生が22名、中学1年生が30名の計90名です。(2020年10月現在)
募集定員はありません、随時部員募集中です。
中学生を中心とする子供達や地域住民に対して、野球の指導や野球大会の開催等を通じ、健康を提供し、体力の増進を図ると共に、硬式野球を中心としたスポーツの振興に寄与することを目的とする。
NPO法人にとって、ミッション(社会的使命)という概念は極めて重要なものとなります。ミッションとは、組織全体の目的・価値観と言うことができます。NPO法人のトップは役員ではなく、ミッションです。
理事、監事、社員、有給スタッフ、ボランティア、名称の如何にかかわらず、皆が共通のミッションを持って行動しなければNPO法人の運営は成り立ちません。
NPO法人の設立を考えるのであれば、まずはミッションを明確に定めることからはじめましょう。
実現可能で明確なミッションを掲げることにより、法人運営の基本を確立させることができます。また、ミッションは、寄付者や助成金・補助金の提供者にとっての貴重な判断材料となります。
NPO法人を運営されている方は、ミッションという概念を決して忘れてはなりません。
少子化が進むなど、さまざまな背景から中学校の部活動が縮小傾向にあります。それを各スポーツにおいて任意のクラブチーム活動団体が補う状況が増えてきています。必然的な流れとはいえ、ボーイズリーグ群馬県支部においてでも、ここ数年で倍以上の規模になっています。
しかし、クラブチームの活動は主に休日を利用して行われていることが多く、平日に関してはそれを補うまでには至っていません。その結果、部活動に比べ、どうしても詰め込み型の活動になってしまいます。また、指導者と中学生の接する時間が少ないので、コミュニケーションが不足し、上辺だけの人間関係やその場しのぎの人間関係となってしまい、裏表のある子供になってしまうなどの問題も出てきています。
さらに、任意団体では責任の所在がはっきりしないので、チームや運営者や指導者が変わることが多く発展していかないことも問題点としてあげられます。
活動団体の継続性の問題、指導者の問題、責任の所在など諸問題や不安を抱えたまま中学生たちとその親御さんたちが日々をすごしていることが多く、それらを少しでも打破できるように考えた結果が、この法人を立ち上げる動機であります。夢を大きく持たせることを言い続ける団体として、団体自身の夢を大きく持ち、前進することを考えていきます。
前橋中央ボーイズ球団の発展はもとより、将来的にはボーイズリーグの枠だけにとらわれず、少年野球団体との連携や大会の主催、地域の硬式野球普及振興など大きく発展していく団体を目指していきます。
前橋中央硬式野球倶楽部は、前橋中央ボーイズ運営スタッフがその必要性を感じ、2007年10月10日(旧体育の日)に設立したNPO法人です。
前橋中央硬式野球倶楽部は、1989年(平成元年)に前橋ジャガーズとして誕生。
1992年(平成4年)に現チーム名となった「前橋中央ボーイズ」は、過去4度の全国大会に出場しています。兄弟チームの「前橋ボーイズ」も快進撃をみせ、2014年に関東ボーイズリーグ大会で初優勝し、ジャイアンツカップと夏の全国大会にも出場しました。
1989年 (平成元年) |
「前橋ジャガーズ」としてチーム設立(県下2番目) |
1992年 (平成4年) |
「前橋中央ボーイズ」にチーム名変更 |
1998年 (平成10年) |
関東大会初出場で8強進出 |
2001年 (平成13年) |
関東大会出場 東日本新人選抜大会 初出場 |
2002年 (平成14年) |
東日本新人選抜大会 準優勝 |
2003年 (平成15年) |
渋川ボーイズ立ち上げにあたり、選手5名移籍 |
2005年 (平成17年) |
夏の全国大会 初出場(第36回日本少年野球選手権大会) |
2007年 (平成19年) |
G杯(第1回ジャイアンツカップ)初出場8強に NPO法人 前橋中央硬式野球倶楽部 設立 (すべての活動がNPO法人下に) |
2008年 (平成20年) |
春の全国大会初出場(第38回日本少年野球春季大会) 夏の全国大会初勝利(第39回日本少年野球選手権大会) 前橋中央クレインボーイズ設立 2チーム体制に |
2010年 (平成22年) |
前橋中央ボーイズが関東大会 初優勝 BCS前田健氏 チーム指導開始(投球動作改善指導) |
2012年 (平成24年) |
連盟規定改定の為、「前橋中央クレインボーイズ」から 「前橋ボーイズ」へチーム名変更 慶友整形外科病院 メディカルチェック開始 |
2013年 (平成25年) |
東日本新人選抜大会 8強進出 |
2014年 (平成26年) |
前橋ボーイズ 関東ボーイズリーグ大会 初制覇(第17回 日本少年野球連盟 ) 前橋ボーイズ 第8回 全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)出場 前橋ボーイズ 第39回 日本少年野球連盟関東大会 群馬県支部予選 優勝 前橋ボーイズ 第39回 日本少年野球連盟関東大会 出場 前橋ボーイズ 第45回 日本少年野球連盟 選手権大会 群馬県支部予選 優勝 前橋ボーイズ 第45回 日本少年野球連盟 選手権大会出場 |
2015年 (平成27年) |
前橋中央ボーイズ 夏の全国大会出場 |
2016年 (平成28年) |
前橋中央キッズ スタート |
2017年 (平成29年) |
部員数が100名を超える |
2019年 (平成31年) |
前橋中央ボーイズ 小学部 スタート |
代表理事 春原太一
理事 栗原光久武
理事 書上大志
監事 南方隆宏
NPO法人 前橋中央硬式野球倶楽部
特別顧問・アドバイザー
千葉ロッテマリーンズ1軍バッテリーコーチ
【経歴】
東京農大二高
青山学院大学
1997年~2004年/千葉ロッテマリーンズ(ドラフト1位)
2005年~2010年/中日ドラゴンズ
2010年~2011年/福岡ソフトバンクホークス
2011年/現役引退
2012年~2013年/福岡ソフトバンクホークス 2軍バッテリーコーチ
2014年~2015年/福岡ソフトバンクホークス 3軍バッテリーコーチ
2016年~2017年/福岡ソフトバンクホークス 1軍バッテリーコーチ
2018年~/千葉ロッテマリーンズ 1軍バッテリーコーチ
NPO法人前橋中央硬式野球倶楽部の特別顧問・アドバイザーを兼務し、年末の野球教室に携わり23年目。日米野球出場時は同チームを球場に招待するなど選手育成に尽力する。
2015年(平27) 第87回選抜高校野球大会出場
健大高崎高校
第21期生 大島 匡平 ・ 佐藤 望 ・ 桜井 竜治
おめでとう!
大島・佐藤で激突もありました。
ベスト8進出おめでとうございます。
2014年(平26) 第96回全国高校野球選手権大会出場
健大高崎高校 第20期生 塚越 剣
3年ぶり2度目の選手権大会でベスト8進出
紹介記事等
2013年(平25) 第85回選抜高校野球大会出場
花咲徳栄高校(埼玉県) 第19期生 山本 竜生
3年ぶり3回目
2013年(平25) 第95回全国高校野球選手権記念大会出場
前橋育英高校 第19期生 富田 恭輔
全国制覇
紹介記事等
2012年(平24) 第84回選抜高校野球大会
健大高崎高校 第18期生 竹内 司 / 第19期生 塚越 優太
初出場ベスト4進出
2012年(平24) 第94回全国高校野球選手権大会出場
成立学園高校(東東京代表) 第18期生 京田 一世
2011年(平23) 第83回選抜高校野球大会
前橋育英高校 第17期生 牛崎 洸太
2011年(平23) 第93回全国高校野球選手権大会
健大高崎高校 第17期生 小池優太郎 ・ 舘野光平 / 第18期生 竹内 司
2014 現役引退 長い間、ご声援ありがとうございました。
2014年 現役引退 長い間、ご声援ありがとうございました。
※現在、桐生市立桐生商業高校 野球部部長
- 現在、社会人野球 「鷺宮製作所」 にて活躍中 -
- 2019年 現役引退 -
- 現在、社会人野球 「鷺宮製作所」 にて活躍中 -
全ての返答が「はい」だけで良いのでしょうか?
挨拶は「やれ」と言われてすることですか?
気持ちで済む範囲はどこまでですか?
声を出せば野球は上手になりますか?
走り込めばボールは打てるように、ゴロが捕れるようになりますか?
筋トレすれば早いボールが投げられる、打球が遠くに飛ぶようになりますか?
なぜ坊主頭にするのですか?
捕りやすい動作、打ちやすい動作は指導者の好みで決まるのでしょうか?
…何か違和感を感じませんか?
部員たちが感じることに向き合います。
自ら疑問を抱き、考えることを望みます。
「野球」=「受け身」とレッテルを貼られています。
試合中の戦略も、練習内容も、全て監督が決めたことに忠実に従うのが「野球」だと思われています。
言われたことだけ出来れば良いのでしょうか?
指示が出なければ何もしなくても良いのでしょうか?
サインどおりにだけ動ければ良いのでしょうか?
…何か違和感を感じませんか?
通用するのは「野球」という枠の中だけですよね。
部員が自発的に行動できるような環境、自発的に取り組める内容を目指します。
そこで「自主自立・自主自律」をキーワードとしています。
自分のことは自分でやろう!
自分で起きること、自分で準備をすること、電車や自転車で通うこと、洗濯だって自分たちでできることは自分たちでやろう!
通うことを例に挙げると、
自転車のみで通う部員は65名おります。
電車と自転車で通う部員は27名おります。
保護者の送迎と自転車を組み合わせて通う部員が10名おります。
前橋中央では平日活動や長期休暇中にも活動があります。自ら通う努力をしていただくことをお願いしています。
東は太田宝泉中学校、西は高崎榛名中学校、南は高崎南八幡中学校、北はみなかみ藤原中学校から部員が各自工夫を凝らして通っています。
前橋中央の活動拠点である前橋中央緑地公園北グランドも鳥羽町にある倶楽部事務所や室内練習場もJR新前橋駅から共に自転車で5分ほどの場所にあります。
上毛電気鉄道中央前橋駅からは前橋中央緑地公園北グランドは自転車で10分ほど、倶楽部事務所や室内練習場へは自転車で20分ほどとなります。
大きな選手も小さな選手も、みんなのためのチームです。
入部説明会・新入部員オリエンテーション時に用いるスライドの1枚です。
(前橋中央硬式野球倶楽部指導マニュアルより)
慶友整形外科病院は、スポーツ医学センターや充実したリハビリ病棟を備え、日本全国から投球障害の患者さんがやってくる日本でも五指にはいるスポーツ整形外科であります。
野球肘の権威「伊藤恵康」病院長は、大魔神佐々木投手や巨人の高橋由伸選手他多くのプロ野球選手の診療にあたり、広島カープのチームドクターを務めておられました。
また、前橋中央を担当してくださるのは、伊藤先生の愛弟子で慶友スポーツ医学センター長の「古島弘三」先生です。
古島先生は地元の高崎高校野球部OBでもあり、一歩も二歩も踏み込んだ野球医学の情報を提供してくださいます。
特定医療法人慶友会 慶友整形外科病院
〒374-0011 群馬県館林市羽附町1741
前橋中央硬式野球倶楽部では、群馬県館林市の慶友整形外科病院と野球肘・野球肩・野球腰の障害ゼロと予防を目指し、医療連携に取り組ませていただいております。
前橋中央硬式野球倶楽部に入部すると、まず慶友整形外科病院において「新入部員メディカルチェック」を受けます。
また、全学年が毎年1月に慶友整形外科病院において「メディカルチェック」を受けます。3年間の在籍期間中4回~5回の「メディカルチェック」が実施されます。
各メディカルチェック後に個人宛の結果表と強化課題と課題個所が明記されたデータ表が送られてきます。
それらを元に各自が柔軟性の向上や筋力強化に取り組んでいきます。
そこで 野球肘・野球肩・野球腰 と診断された場合は慶友整形外科病院での診察や治療、リハビリへと進みます。
チームで取り組む「クールダウン」は慶友整形外科病院リハビリ室にご指導いただいて実施しております。
また、チームに帯同する理学療法士・柔道整復師のトレーナーもおり、高校野球へ向けて恒常的な体のケア、メンテナンスに努めます。
写真はメディカルチェックの様子とデータ表です。
A.「ボーイズ」とは小学生・中学生硬式野球の運営を行う(公益財団法人)日本少年野球連盟の愛称が「ボーイズリーグ」で、その通称です。2009年度より「ボーイズ」をチーム名に入れるよう通達がありました。私たちも前橋中央ボーイズ・前橋ボーイズとその通称を用いた球団名になっております。最初はわずか28チームという一握りの集団でしたが、今では全国40支部、小・中学生の部併せて約700チームの大きな組織に発展しました。群馬県支部は、小学部2チーム・中学部15チームです。
A.私たちは、硬式野球は世界共通ルールの下に行われる競技、軟式野球は、日本発祥の競技であると子供たちには話しています。
A.軟式に比べて硬式のボールは重く、ボールの重さが肘や肩の怪我に直結するのではないかという質問をよく受けます。硬球の重さは重量141.7-148.8g。それに対し軟球の重さは重量 M 号 138±1.8g ・ J 号 129±1.8g となっています。大人や中学生が使うM 球に比べて10g以下、少年野球で使われるJ 球と比べても硬球との重量差は20g弱です(Mサイズ卵の卵黄が20g)。多少重くは感じると思いますが、思ったほどではありません。私たちは野球に限らず、スポーツにおいてどのような競技であっても怪我はつきものであると考えています。人間の日常生活に必要な動き、歩く・走る・掴む・持つなど動きから大きく外れる行為が、どのようなスポーツにも求められます。野球においては投げる・打つなどがその行為になると思います。
怪我をいかにしない、させないようにするかが重要です。メディカルチェックはもとより、ウオーミングアップやクールダウンの大切さ、休養の大切さ、栄養摂取の大切さなどを理解できるように保護者・選手に伝えています。
ボールが直接当たる場合だけは、軟式よりも硬式のほうが痛みも、その度合いも大きいと思いますが…。
A.大変だと思います。硬式野球はお金がかかりますし…。お手伝い等ですが、大掛かりなグランド整備(年に数回)や審判員の協力はお声掛けします(積極的なご協力をお待ちします!)。私たちは親御さんの負担を少しでも軽減できるように努力しています。
お茶当番をはじめとする当番は一切ありません。宿泊で出かけなくてはならない遠征にも親御さんの帯同はありません。洗濯も部員がやっていますよ。お子さんが入部された段階で、出来る範囲で協力できる方に各担当に就いていただきます。学年リーダー・審判・遠征などです。NPO法人設立理由の一つに、親御さんの負担軽減があります。協力できる方にはお願いしようと思っておりますが、出来る方が、出来るときに、出来る範囲内で構いません。「やろう」という意識の集まりを目指しています。
A.私たちは、自分たちのことは自分たちでやるよう部員に指導しています。もちろん通部もです。前橋市内の部員は遠征で朝が早いとき、帰りが遅くなることが予想できるとき以外は自転車で通う選手が多いです。平日練習時もほとんどの部員が自転車で通ってきます。帰りは親御さんが自転車を積んで帰る姿も見られ、各家庭で方法を考えて通っています。
A:分裂ではなくNPO法人の活動下における2チーム化です。平日練習や練習、練習試合などは一緒に行っています。大会は2チームで参加し、「多くの選手に多くの経験値を」とういうモットーの実践に努めています。
A.基本線は、身長順の大きい・小さいで、早熟や体力に恵まれた選手を中心の班・晩熟傾向にある選手を中心の班に編成されます。早熟傾向の班は何事においても先行逃げ切りを意識させます。晩熟傾向の班はいつか追い越すぞという意気込みを意識させます。
両チームとも求められるものが違ってくることを理解させて取り組んでいます。
A.10 年先を見据えると共に、次のステージ高校野球への育成過程を重視しています。勝つことや全国大会出場は二の次で、本人や保護者の方の気持が「勝ちたい」や「全国大会出場」が主目的であれば、他のチームに入部されることをお勧めします。