なぜチームを分けるの?

「相対年齢効果」をご存じでしょうか。
身体の発育発達が著しい若年期の小学期から高校期までは、学年区分(4月2日生まれと翌年の4月1日生まれ)の間に最大で1年の発育期間の差が生じます。
約1年もの発育期間の差は身体的にも精神的にも差が生じることは容易に想像がつくと思います。
このように年齢や学年区分が起因して生じる様々な影響を「相対年齢効果」といいます。
相対年齢効果の影響が薄くなる時期までの予測をしっかり立てて野球に取り組んでいかなければなりません。

「早熟と晩熟」をご存じでしょうか。
一般的に、暦年齢(今何歳ですか?の年齢)に比べて心身の発達が早い場合を早熟、遅い場合を晩熟と言い、これは体の個性であって運動能力の差ではありません。
早熟か晩熟かは、骨年齢(骨の発育スピードで判定する年齢)や身長最大発育年齢(身長が最も伸びた年齢から判定)から予測していることが多いようです。
前橋中央では骨年齢はメディカルチェックの時にしか知ることができないので成長速度曲線をつけて身長最大発育年齢を用いるようにしています。
このような生物学年齢と言われる身体成熟度合から予測する年齢を野球には用いていかなければならないと考えています。

だから一人一人の成長に大きなばらつきのある中学期に、体の大きな部員を基準に目標設定がなされると、体の小さな部員には無理な課題が課せられるようになります。体の小さな部員を基準に目標設定がなされると、体の大きな部員には物足らない課題が課せられるようになります。
そうならないために、前橋中央では全ての部員に目を向け、成長過程の「早い・遅い」の2チーム体制で大会や練習試合に挑みます。

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