1年生 スーパージュニア交流戦

来年に向けた備忘録的に

9/28(土)・9/29(日)の二日間に渡って開催された第3回シューパージュニア交流戦上越開催トーナメントに出場させていただきました。
主管である上越ヤング様、大会で対戦いただいたり情報交換会でお世話になった皆さま、誠にありがとうございました。
ご協力いただいた保護者の皆さま、誠にありがとうございました。

ちょうど良さそうな時期に新入部員たちが泊りで行ける大会は無いかと探していたところ、昨年、新潟ヤングの阿部総監督さんにご紹介いただきました。今年もご案内をいただけることになりました。ありがとうございました。
東は福島、西は福井と中々交流させていただくことが少ない地域の皆さまとも交流することができる素晴らしい大会です。

この大会の主目的はもちろん勝利を目指すことですが、どんな選手なのか、どんな可能性があるのかを少しでも把握できればとの思いが強い大会であることと、現時点での自分自身がどのような成長の時期で周囲と比べるとどのような位置にいるのかを確認してもらえる機会になればと考えています。
それにしても昨年に引き続き、大きな選手がいっぱい参加する大会ですね、本当に1年生なの?っていう選手が一杯いました。
そして宿泊遠征となるので1年生に「感覚」的なものの考え方を提案する機会として捉えております。

初日は5:00に鳥羽の室内練習場を出発しようと、通常通り5:00集合の連絡網を回しました。
各自が自宅から向かうため順調に到着、普段より多い荷物の準備も順調に進み5:00前には無事に出発することができました。
保護者のサポートがあることが大きい訳です。

順調に大会会場に入り、1試合目は勝利を確信した最終回二死の場面から前橋中央らしいプレーが出て同点に追いつかれてしまいましたが、延長タイブレークで見事勝利。
前半に比較的大きい選手、後半に小さい選手と考えてのこの日参加の24名全員出場での勝利は嬉しかったですね。
まあキャッチボールしっかり取り組みましょうね。

トーナメントで1試合目終了後の3試合目が第二試合であったので、1回目のミーティング。
「嘘」について
嘘はいずれバレるみたいな事がよく言われているが、嘘はつき通せばバレやしない。
けれども嘘をついた本人には嘘をついたことの事実が心に残ることになる…
といったような前置きをして、
嘘が心に残ると不安が重なり、不安がプレーも左右する。
野球以外のことでもその不安を抱えて打席に入ったり、マウンドに上がってたりしても良いパフォーマンスにつながらないのでは?といった提案をしました。
前橋中央では自分で連絡をしてお休みを伝えさせていますが、どうにでもできるよねって。
過去にはサボって遊びに行ってた先輩もいるし、行こうと思えばいける練習や補習も口実ができればお休みしてしまうなどあるのでは?
野球はメンタルがとても大切でコツコツと積み重ねたことだけが自信に繋がると定義しています。
自信を不安が上回ることが無いように、その中に嘘をつくことが含まれないようにといったお話をしました。

ミーティングの疲れからか、第二試合は完敗でした。
相対年齢という面での差は否めませんが、神奈川の中でもリーグ間問わず上位に進出するチームの選手から何かを感じ取ってもらえればありがたいです。


宿泊先へ移動して、さあ大事な時間の始まりです。
部屋割り・部屋長決め・スマホの連絡係決め・洗濯・夕飯までの指示出し… を終え
まずは洗濯から、今日一番反省が多かったのは? で手を挙げた部員と同部屋の2名で洗濯管理、並行して入浴を済ませて食堂へ集合となる予定でしたが…
大浴場では、それはそれは大騒ぎで早く出るように促す始末、他のお客さんもいるからねってヤツデすね。
予定時間の前に食堂付近に現れた部員たち、スマホ見てたり、お腹すいたんで食べてもいいですかぁみたいな申し出とか… スマホは部屋でね、集団行動だから自分がお腹すいてもみんなと一緒に食べるのよ…
洗濯係がしっかりとやってくれたので良しとして夕飯となりました。
10時消灯、詳細は係のスマホに連絡して展開。
翌日は第一試合なので6:30から朝食、6:30までに部屋を片付け荷物をバスに積み込んだ上で食堂へ集合、朝食後トイレ等を済ませて7:00出発との指示。
買い出しがあったので、早朝近くのコンビニ行って帰ってくると、部員からの「朝風呂」いいですか?って想定外の質問からこの日はスタートしました。
6:30朝食の指示で風呂は6:30から利用可と各部屋に注意事項があったはずだけど、どうやって済ますのと超冷たくあしらいました。野球以外でも宿泊施設利用時は注意事項は読め、周囲を見回してから自身の行動がズレてないかを考えなさい、自分の感覚だけで行動したり発言したりすると恥をかくこともあるから!とプチ説教、で朝食はというと…
結果から言うと一番早い部屋の部員が朝食の席に着けたのが6:32、その後も準備ができた部員から流れで朝食となりました。重ねてお寝坊さん1名、この日の試合から外す理由ができましたね。
中心選手ほど人としての成長を続け、外される理由が見つからない選手になっていないとならない、外される理由があるにもかかわらず中心選手だからといって試合に出ることになれば周囲の士気が下がることなどなど、この日のミーティングでお話ししました。
また、普段は保護者の方が協力してくれて集合時間に間に合うように準備をしていると思いますが、それが無かった時が本人の普段どおりが出るのかなぁと。
いつも30分前に集合している意味は、自身が感じている時間の感覚と準備を促す側の感じている時間の感覚の差を埋めていかなければならないと説きました。

出発前も… 荷物が多いこと、前日より1名増えたことがあるにも関わらずバスに乗り込むのも相変わらずで、挙句に部屋に忘れ物を取りに行くものまで出る始末。
先立って準備をして乗り込んでいる部員には迷惑ですよね。

このあたりのことを球場について直ぐのミーティングで話しました。
準備は前日までにした方が良い、時間には余裕を持って行動する方が良い、準備の予測など部員からこんな意見が出ていたので身を持って体験して、失敗して学ぶ、良い経験ができたことと思います。

そんなこんなで二日目は交流戦で時間制限ありということで前倒しで試合はスタートさせていただきました。
初日にスタメンでなかった選手を中心にメンバー編成、監督代行がメンバー表を記入して試合スタート。
ながぁーい相手の攻撃と短いこちらの攻撃、1年生のこの時期ではよくある光景ですが、もう少し短縮と延長を叶えてもらえると嬉しいです。
対戦相手様にも急かして試合することにつき合わせてしまう形になり申し訳なかったなぁと、懲りずに今後ともお願いします。

試合後は、改めて前橋中央では極力選手を試合に出場させることを考えていること、経験値・試合勘といったところは試合でしか身につかないと考えていること、ウチは試合に出されてしまうので恥をかきたくなかったら練習しよう!の詳細を説明。
あと練習しよう!は特にキャッチボールですね、来週の中将練習ではキャッチボールプログラムの意味を再度説明してからにします。

試合終了後は早々に帰路につかせてもらい、長野県の県営上田球場で行われている長野県大会決勝戦の高校野球観戦となりました。
OBのいる松本第一高校の応援を兼ねての観戦でした、重ねて松本第一高校優勝おめでとうございます。
残念ながらOBはアルプススタンドでしたが、春夏に向けて切り替えて頑張っているとのことでしたので一安心です。
その高校野球観戦ですが、1年生ですので、あっという間に飽き飽きモードの部員が多数に、その中でも好きな部員はじっくり観戦といった感じです。
で、やっぱりポジショニングの指示をいつもいつも出されている部員、咄嗟に出場させられた不慣れなポジションでは一から十まで指示を出される部員は前者で、後者はそれなりにどこでもこなす部員たちとなります。

高校野球観戦後のミーティングでは打ったぁとか、エグいだとか、上手いだとかではなく、バックアップやポジショニングを注視してほしい、それらを学ぶために野球は観戦した方が良いと提案しました。
また、いつものようにおしゃべりの中心にいる部員を例に挙げて、人に話しかけるということは相手の時間をいただくこと、おしゃべりで相手の時間を奪うことは無責任すぎないか?といった提案もしました。

上田城址公園を眺めながら更なる帰路につき、無事に怪我無く帰ってこられました。
いろいろ感じ取ってもらえるような宿泊遠征になってもらえたら嬉しいです。

大会に関わってくださった皆さま、大変お世話になりました。
ありがとうございました。

あとは2年生の3月・4月頃に参加できる大会があるとありがたいのですが…

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コメント

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